形状記憶合金:Fe-28Mn-6Si-5Cr

Fe-28Mn-6Si-5Cr(Fe系SMA)合金の基本特性と応用

 

形状記憶合金 形状回復特性形状記憶合金 機械的特性形状記憶合金 物理特性

使用方法

(1)記憶処理:記憶させたい形状で1000℃程度で熱処理(製品出荷時点でそうなっています)
(2)変形:室温で引張加工、曲げ加工等を加える(6%程度)
(3)加熱:300~350℃に加熱する(2~4%※形状回復)
   ※トレーニング処理(変形・600℃熱処理の繰り返し処理)を行った場合

形状記憶合金   形状記憶合金 形状回復率

応用Applications


 ・クレーンレール用SMA継目板 
 ・セラミック保護管

参考資料

Fe-Mn-Si系形状記憶合金の特性と応用 
2011年12月9日「ベッセマー+200の鉄と社会」第4回シンポジウム・丸山講演資料 

「ふぇらむ」Vol.27(2022)No.3,116-117 (日本鉄鋼協会の転載許可済)Fe-Mn-Si系合金のクレーンレール用継目板と優れた疲労耐久性を持つ制振ダンパー
 

論文リスト


形状記憶合金関連論文
解説(形状記憶)
国内学会等発表(形状記憶)