
芝浦工業大学村上雅人前学長の著書「不確実性の時代を元気に生きる」(海鳴社
、2021年9月7日第1刷発行)の第7章 ものづくりの心 p.156「世界に誇れる技術」に、当社に関する記述が掲載されました〈以下抜粋〉。
「かつて共同研究をしていた淡路マテリア(社長:三尾堯彦)という会社があります。継手の中堅企業ですが、イノベーション創出にも貢献しています。東工大の森勉、佐藤彰一らの発明品である鉄系形状記憶合金(Fe-Mn-Si合金)の応用開発を30年以上続け、物質・材料研究機構の支援も受けながら、ついに高層ビルの制振部材として採用されるに至りました。*まさに、他国にはまねのできない日本独自の技術開発の見本です。」
「*注-実際には、丸山忠克、大塚広明らが、新日本製鐵時代から一貫して鉄系形状記憶合金の応用開発を進めていました。彼らが淡路マテリアに移籍してついに花開いたという成果です。」