芝浦工大村上雅人前学長の書籍に当社技術に関する記事が掲載されました
芝浦工業大学村上雅人前学長の著書「不確実性の時代を元気に生きる」(海鳴社

、2021年9月7日第1刷発行)の第7章 ものづくりの心 p.156「世界に誇れる技術」に、当社に関する記述が掲載されました〈以下抜粋〉。
「かつて共同研究をしていた淡路マテリア(社長:三尾堯彦)という会社があります。継手の中堅企業ですが、イノベーション創出にも貢献しています。東工大の森勉、佐藤彰一らの発明品である鉄系形状記憶合金(Fe-Mn-Si合金)の応用開発を30年以上続け、物質・材料研究機構の支援も受けながら、ついに高層ビルの制振部材として採用されるに至りました。*まさに、他国にはまねのできない日本独自の技術開発の見本です。」
「*注-実際には、丸山忠克、大塚広明らが、新日本製鐵時代から一貫して鉄系形状記憶合金の応用開発を進めていました。彼らが淡路マテリアに移籍してついに花開いたという成果です。」
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淡路マテリアタイランドJIS認証書更新
淡路マテリアタイランドのJIS認証書が更新されました。
おかげさまで淡路マテリアは100周年を迎えました
2020年 淡路マテリアは創業100周年を迎え
創業当時からの当社について鉄鋼新聞に記事が掲載されました。
〈2020年11月16日 鉄鋼新聞 4面 掲載〉
記事をダウンロードしたいただけます。
「FMS合金制震ダンパーがテーマ設定型(技術公募)に選定」橋梁新聞に掲載
〈以下、2020年12月11日「橋梁新聞」第 6面記事内容〉
淡路マテリアの疲労耐久性に優れる鋼材を用いた制震ダンパーが国土交通省の新技術活用システムにおけるテーマ設定型(技術公募)「道路橋の耐震性向上に資する制振ダンパー技術」に選定された13技術の一つとして技術検証段階に入っている。
同社の技術はこれまで土木ではなく建築分野で、愛知県国際展示場(座屈拘束ブレース型制震ダンパー・2018年)や、JPタワー名古屋(せん断パネル型制震ダンパー・2014年)などに採用されている。
この耐久性に優れる鋼材は物質・材料研究機構と竹中工務店と同社の研究により開発された疲労耐久性を既存鋼材の10倍に高めたFe-Mn-Si系合金(FMS合金)だ。
もともと形状記憶合金として注目されていたFMS合金特有の塑性変形機構を応用して繰り返し応力にも優れた耐久性を有する化学成分に最適化した。
FMS合金はステンレスと同等の耐久性も持つので、大型橋などの大型構造物の制震ダンパーとしての適用を視野に入れている。
同社開発グループ長の大塚広明氏は「既存の制震ダンパーを開発・展開する企業とこの材料を使ったダンパーを橋梁用に共同開発したい」としている。
Materials Transactions共著論文が被引用回数第1位を昨年に引き続き獲得
国内の材料系14学協会の共同刊行欧文誌であるMaterials Transactionsに掲載された、当社の
丸山忠克(元顧問)・
大塚広明(開発グループ部長)を含む下記共著論文が、2016〜2020年の被引用回数第1位を昨年に引き続き獲得しました。(日本金属学会による)
〈論文タイトル〉
Design Concept and Applications of Fe–Mn–Si-Based Alloys—from Shape-Memory to Seismic Response Control
〈著者名〉
Takahiro Sawaguchi,
Tadakatsu Maruyama,
Hiroaki Otsuka, Atsumichi Kushibe, Yasuhiko Inoue, Kaneaki Tsuzaki.
〈掲載誌名〉
MATERIALS TRANSACTIONS,Vol.57,No.3(2016)pp.283 to 293
「日経ビジネス」2020年8月24日号「テクノトレンド」掲載
「日経ビジネス」2020年8月24日号「新素材で建築の限界突破」掲載
「日経ビジネス」2020年8月24日号(日経BP)の、Techno Trend 127「新素材で建築の限界突破」p.64〜65で、物質・材料研究機構と竹中工務店、当社が共同開発したFe-Mn-Si系耐疲労合金と専用の溶接ワイヤにより製造したブレース型ダンパーが、愛知県国際展示場に適用された記事が掲載されました。(2020年3月「日経アーキテクチュア」掲載記事と同様)
「日経アーキテクチュア」/「設計者がザワつく驚異の建築材料」掲載
「日経アーキテクチュア」2020年3月12日号
「設計者がザワつく驚異の建築材料」掲載
「日経アーキテクチュア」2020年3月12日号(日経BP)の、Special Feature「設計者がザワつく驚異の建築材料」p.42〜47、Fe-Mn-Si系耐疲労合金(従来の鋼材の約10倍もの疲労寿命を持つ合金)で、物質・材料研究機構と竹中工務店、当社が共同開発したFe-Mn-Si系耐疲労合金と専用の溶接ワイヤにより製造したブレース型ダンパーが愛知県国際展示場に適用された記事が掲載されました。